Virtuous Flame氏より、POPSLoaderを6.XX PROに対応させた "New POPSLoader for PRO CFW" がリリースされています。
ついでに、そのNew POPSLoaderのインストールを簡単に行うことができるツール "PopsDeco" の紹介です。
POPSLoaderとは、コンバートしたPS1ゲームの起動率や動作安定性を向上させるためのプラグインです。
コンバートしたPS1ゲームは、PSNのゲームアーカイブスで配信されているPS1ゲームと同じように「POPS」という公式PS1エミュレータで動作させます。
しかし、PS1をコンバートするツール(PopstationMD Free GUIなど)は昔のFWのPOPSの仕様にそっているので、FW6.20やFW6.39など最近のFWに搭載されているPOPSでは起動できない、フリーズするといった不具合が出てきます。
POPSLoaderはDark_Alex氏が公開した、過去のFWに搭載されていたPOPSを別のCFWで再現するプラグインです。そしてそのPOPSLoaderをVirtuous Flame氏が6.XX PROで動作するよう改良したのが、このNew POPSLoader for PRO CFWです。
ついでに今回紹介するPopsDecoは、New POPSLoaderの導入を簡単に行ってくれる便利なHomebrewです。
POPSLoaderは過去のいろいろなFWからモジュールをかき集めないといけないので、手間がかかるし、導入ミスも比較的起こしやすいです。
PopsDecoを使えば、メモリースティックに必要なFWを配置してXMBから起動するだけでPOPSLoaderに必要なモジュールを抽出し、決められた位置に自動で配置してくれます。
こんな便利なツールを使わない手はないということで、この記事ではPopsDecoを使ってNew POPSLoaderを動作させるところまでを解説したいと思います。
ms0:/seplugins/pops.txtをテキストエディタで開き(無ければ作成してください)、以下の内容を追記します。
メモリースティックに導入する場合
ms0:/seplugins/popsloader/popsloader.prx 1
PSP goの本体メモリに導入する場合
ef0:/seplugins/popsloader/popsloader.prx 1
ファイルの導入はこれで完了です。
どのアップデータを用意すれば分からないという場合は、こちらのWikiを参照してみてください。起動できないPS1ゲーム、対処できたFWバージョンなどがまとめられています。
New POPSLoaderを使用したいPS1ゲームを、Rボタンを押しながら起動します。
POPSの選択画面が表示されます。利用したいバージョンを選択すると(もちろん導入時に用意していないバージョンを選択しても無効です)、そのバージョンのPOPSで起動します。
正常にゲームが動作するようになれば、導入の価値あったというところですね。ちなみに「ぼくのなつやすみ」はPOPSLoaderを使わなくてもちゃんと動作するみたいです。
選択画面一番下のOrigina from flashを選択すると、POPSLoaderを使用せずにオリジナルの状態で起動します。
選択したバージョンの情報は、ゲームごとに記録され、ms0(ef0):/seplugins/popsloader/pops.cfgに保存されます。次回起動時は初回に選択したバージョンで起動してくれます。
≪ POPSLoader Patch for 6.39 ME-8 v2 | HOME | 6.39/6.35/6.20 PRO-B8 ≫
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