Virtuous Flame氏、Coldbird氏よりFW6.20に対応の "6.20 PRO-B6", FW6.35に対応の "6.35 PRO-B6", FW6.39に対応の "6.39 PRO-B6", がそれぞれリリースされています。
B6での更新内容は主に不具合の修正がメインで、他にも新たに6.39カーネルをサポートしています。
追記
PRO-B10がリリースされています。これからPROを導入しようと思っている方にはB6ではなくB10の導入をオススメします。
6.60/6.39/6.35/6.20 PRO-B10 fix - PSP Hack EvolutionFlashの書き換えは危険です。導入は十分注意した上で行ってください。
LCFWは電源が切れると無効化されてしまうので、再有効化する場合はFast Recoveryを使用します。
PRO-B Updaterを起動して×ボタンを押して有効化することも出来ますが、このFast Recoveryは起動することで有効化してXMBに戻るまでを自動で行ってくれます。
これ自体にCFWモジュールのインストール機能は無いので初めに6xx PRO-B UpdaterでLCFWを導入する作業は必須です。
6.20 PRO-B6にはPermanent Patchが付属しています。これによりPSPの電源を完全に落としても次回起動時にLCFWのモジュールを自動で読み込むため、Fast Recoveryも必要とすることなく実質CFWとして使用することが可能です。
ただし、セミブリックに対する救済措置はあるものの、一度フルブリックしてしまうとお手上げなので対策基板への導入はあまりオススメはしないです。
Permanent Patchについてはこちらの記事も合わせてご覧いただきたいです。
6.20TN-D Permanenet Patch - HENをPSP起動時に自動読み込み - PSP Hack Evolution
アンインストールする場合は620 PRO-B Permanent Patchを起動し、×ボタンを押すだけです。
ただし flash0:/vsh/module/vshorig.prx が存在しない場合、手順3で作成されたvshorig.prxをflash0に書き戻す必要があります。
Oボタン + Xボタン + SELECTボタン + STARTボタンを同時押ししながらPSPを起動すれば ms0:/vshorig.prx が flash0:/vsh/module/ へ書き戻され、アンインストール可能になるはずです。
PSPが起動しなくなった原因はメモリースティックに配置されたプラグインやversion.txtにあることが多いです。
この場合それらのファイルを取り除くことになるのですが、PSP goの内蔵メモリへのアクセスはXMBからUSBモードを選択しないとできないため、ブリックするとファイルの削除すらできない状態に陥ります。
そうなった場合はSELECTボタンを押しながら電源をつけることで解決できる場合があります。こうするとOFW状態で原因のファイルに妨害されずに起動するため、USBモードで接続することができます。
またRボタンを押しながら電源をつけるとRecovery Modeが起動するので、Toggle USB機能を使用して解決できる場合があります。こちらも試してみてください。
PROの設定の変更ができるPRO VSH MENUはXMB上でSELECTボタンを押すと表示されます。
十字キー↑↓でカーソルの移動、←→で設定の変更が可能です。○ボタンか×ボタンで決定します。
CPU CLOCK XMB | XMB上でのCPUのクロック数を指定します |
CPU CLOCK GAME | ゲーム上でのCPUのクロック数を指定します |
USB DEVICE | USBモード時にマウントされるデバイスを指定します |
UMD ISO MODE | ISO起動に使用するDriverを選択します |
RECOVERY MENU -> | Recovery Menuに移動します |
SHUTDOWN DEVICE |
PSPの電源を切ります |
SUSPEND DEVICE | PSPをスリープ状態にします |
RESET DEVICE | PSPを再起動します(LCFWの状態は解除されます) |
RESET VSH | PSPを再起動します(LCFWの状態は維持されます) |
EXIT | PRO VSH MENUを終了します |
VSH MENUで "RECOVERY MENU ->" を選択するとRecovery Menuが表示されます。
十字キー↑↓で項目の移動、決定はリージョンなどに依存しますが普通は○ボタンです。
Back | |
Recovery Menuを終了し、XMBに戻ります | |
Toggle USB | |
設定で指定したデバイスをUSB接続します | |
Run ms0:/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP | |
ms0(ef0):/PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBPを起動します | |
Configuration -> | |
ISO Mode | ISO起動に使用するDriverを指定します |
Fake Region | リージョンを偽装します |
XMB USB Device | USBモードやToggle USB機能でマウントするデバイスを指定します |
Hide MAC address | 本体情報のMACアドレスを非表示にします |
Skip Game Boot Screen | ゲーム起動時に再生されるGAMEBOOTをスキップします |
Skip Sony Logo at Startup | PSP起動時に表示されるSonyのロゴをスキップします |
Use Custom Update Server | ネットワークアップデートから6.20 PROのアップデートを可能にします |
Protect flash in USB device mount | USBケーブルでFlashをPCにマウントしたときの書き換えをプロテクトします |
Use version.txt in ms0:/seplugins | ms0(ef0):/seplugins/version.txtを使用してバージョンを偽装します |
Hide PIC0.PNG and PIC1.PNG in game menu | ゲームの一覧に表示される背景の読み込みを無効化します |
Prevent Hibernation Deletion (PSP-Go only) | PSP goで中断データを再開するときに元データの削除をブロックします |
Charge battery when USB cable is plugged in | USBケーブル接続時に充電します(PSP-1000は非対応) |
Advanced -> | |
XMB Plugin | XMBでプラグインを使用するか |
Game Plugin | ゲームでプラグインを使用するか |
Pops Plugin | PS1ゲームでプラグインを使用するか |
NoDRM Engine | DLCや復号化したEDATA / PGDファイルを読み込みます |
Block Analog Input in Game | ゲーム中にアナログパッドの認識を無効化します(壊れて誤動作する場合に使うとのこと) |
Old Plugin Support (PSP-Go only) | PSP goに対応していないプラグインを利用できるようにします(ms0で動作するように作られたプラグインをef0に置き換えて動作させる機能とのことです) |
CPU Speed -> | |
XMB CPU/BUS | XMBでのCPU動作クロック数を変更します |
Game CPU/BUS | ゲーム中でのCPU動作クロック数を変更します |
Plugins -> | |
vsh.txt、game.txt、pops.txtに記述されたプラグインを有効/無効化することが出来ます(パス末尾の0と1を切り替えます)。 | |
Registry Hacks -> | |
Activate WMA | ネット認証無しでWMAの再生を可能にします |
Activate Flash | ネット認証無しでFlash Playerを使用可能にします |
Swap O/X buttons | ○ボタンと×ボタンの役割を入れ替えます |
Shutdown device | |
PSPをシャットダウンします | |
Suspend device | |
PSPをスリープします | |
Reset device | |
PSPを再起動します(LCFW状態は解除されます) | |
Reset VSH | |
PSPを再起動します(LCFW状態は維持されます) |
コンバートしたPS1ゲームの起動に対応しています。主な変換ソフトにPopstationMD Free GUIがあります。
PopstationMD Free GUI V7.1b - PSP Hack Evolution
起動できない、フリーズするなどの症状はコンバータに原因があることがありますので別のコンバータでも試してください。
コンバートしたPS1ゲームに自作の説明書を追加する機能もサポートされています。
CFW CustomたMEでサポートされている機能と同じです。作成にはPSP DocMaker GUI v0.21を使用してください。
ms0:/ISO/に配置されたISOファイルがXMBから起動できます。その前にDriverを指定しておく必要があります。
初期設定ではInferno Driverが指定されていますが、もし特定のISOが起動しないなどがあれば一度他のDriverでも試してみることをオススメします。PRO LCFWで利用できるDriverは以下の3つです。
VSH MENUのUMD ISO MODE、またはRecovery MenuのConfiguration → ISO Modeから設定可能です。
≪ PlayStation Vita(NGP) - E3 2011 情報 | HOME | LCFW 6.39 ME-3 ≫
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