Yoti氏よりPSPの基板に関する詳細な情報を見ることができるHomebrew "PSPident 0.74" がリリースされています。
今回の更新でTA-095基板のPSPの検出に対応しています。
TA-095は最近のPSP-3000に搭載されているらしいです。09gモデルとして考えていいと思います。
Signed HBL経由でPSPgo FW6.20でPSPident 0.74を起動してみたところ、Your PSP Generationには数字が表示されるのですがこれに何の意味があるのかはわかりませんでした。以前のバージョンでは表示されていなかったはずです。
XMBからPSPident 0.74を起動すると、画像のように黒い画面に基板情報がずらりと表示されます。
一般的にこのHomeberwはダウングレード時、またはCFWのインストール時に使用することになるかと思います。以下表示される情報で一般的に使用しそうなものを書き連ねます。
ダウングレード時に確認すべきなのはMotherboard typeです。右端に(05g)や(09g)といった文字が表示されます。これによってダウングレードできるバージョンの下限を確認できます。
ここでは詳しく解説しませんが、
FW6.36から6.3xまでは6.36 PRO HEN、
6.35や6.31から6.20までは6.35/6.31 Downgreader、
6.20からのダウングレードは6.20 TNを使用することになります。
PSPの型番 | ダウングレードの下限 | 補足 |
01g (PSP-1000) | FW1.50 | - |
02g (PSP-2000 非対策基板) | FW3.70 | Motherboard ModelがTA-088 v2やそれ未満である場合は非対策基板です |
02g (PSP-2000 対策基板) | FW4.00 | Motherboard ModelがTA-088 v3である場合は対策基板です |
03g (PSP-3000 前期) | FW5.00 | - |
04g (PSP-3000 中期) | FW6.00 | - |
05g (PSP go) | FW6.10 | - |
09g (PSP-3000 後期) | FW6.30 | - |
※この表は拾ってきた情報をまとめただけで、全て確認を取ったわけではないので注意してください。
PSP-2000でCFWを導入する場合に対策基板かそうでないかを確認する必要があります。
Motherboard modelに表示される基板の型番から確認することができます。
CFWを導入することができない対策基板はTA-088 v3のみです。それ未満の基板は全て非対策基盤の扱いになります。
PSP-1000やPSP-2000では通常のバッテリーをパンドラバッテリー(Jigkick Battery)にコンバートすることが可能です。しかしPSP-2000の中にはそれができない基板もあります(ややこしいですが対策基板とは別の分類です)。
Bat. EEPROM accessを確認し、Yesならコンバート可能、Noなら不可能です。
結局バッテリー側にも対策が施されていることがあるので実際に試してみないとわからないかもしれないです。
≪ CFW6.38 ME-3 リリース | HOME | 6.38 TN-Aがすでに完成しているらしい(リリース予定は無し…) ※追記あり ≫
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