紹介が遅れましたが、Virtuous Flame氏よりPSPの起動時にHENを自動で読み込むことで恒久的に6.20 TN-Dが有効化できる "6.20TN-D Permanenet Patch" がリリースされています。
先日kgsws氏が公開したvshmain.prxを偽装して非公式のモジュールを読み込む方法を、Virtuous Flame氏が6.20 TN-Dで実践したものです。対策基板を含む全モデルに対応しています。
6.20TN-D Permanenet Patch - 忠贞炙烈之炎的日志 - 网易博客
導入対象のPSP
FW6.20を導入済みのPSP-1000, 2000, 3000, Go
※ただしVirtuous Flame氏はPSP-1000でしか動作確認を取っていないとのことで、それ以外のモデルでは予期しない不具合が起こるかもしれないので注意が必要です。
導入方法
- 6.20TN-D Permanenet Patchをダウンロード、解凍します。
通常版はPSPを起動するときにロゴが表示されない仕様になっています。これに抵抗がある方は "with_sony_logo" 版を使用してください。
620_tn_d_permanenet_patch.rar - MediaFire
620_TN_D_Permanent_patch_with_sony_logo.rar - MediaFire
- 解凍してできた620_TN_D_Permanent_patchフォルダを ms0(ef0):/PSP/GAME/ へコピーします。
- 6.20 TN-Dを有効化します。
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XMBでSELECTボタンを押してTN VSH MENUを表示させ、PROTECT FLASH0をDisabledにします。これをしないとインストールできません。
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XMBより6.20TN-D Permanenet Patchを起動します。
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×ボタンを押すとオリジナルのvshmaim.prxが ms0(ef0):/vshorig.prx として保存されます。このファイルはアンインストール時に使用することになるかもしれないので削除しないようにしてください。
- ×ボタンを押すと偽装vshmain.prxをメモリースティックから読み込み、XMBに戻ります。ここでちゃんと動作するかテストできます。
- 問題なければ再度6.20TN-D Permanenet Patchを起動し、今度は○ボタンを押します。元のvshmain.prxがvshorig.prxにリネームされ、偽装vshmain.prxがFlash0に書き込まれます。完了すると自動でXMBに戻ります。
電源を完全に切った状態からでも、自動的にHENが読み込まれ有効化された状態で起動するはずです。
アンインストール方法
アンインストールは6.20TN-D Permanenet Patchを起動し、×ボタンを押すことで可能です。
ただし flash0:/vsh/module/vshorig.prx が存在しない場合、手順6で作成されたvshorig.prxをflash0に書き戻す必要があります。
Oボタン + Xボタン + SELECTボタン + STARTボタンを同時押ししながらPSPを起動すれば ms0:/vshorig.prx が flash0:/vsh/module/ へ書き戻され、アンインストール可能になるはずです。
備考
6.20 TN-Dに対応していないプラグインを有効化した場合、起動しなくなる場合があります。
その場合はRボタンを押しながら起動してみてください。ms0(ef0):/の vsh.txt, game.txt, pops.txt が削除されます。
特にUSBモードにしないと書き換えできないPSP goの内蔵メモリーに対して有効です。