
liquidzigong氏より Prometheus Iso Loader がリリースされています。
6.20 TN で ISO の起動が可能になります。
Release: Prometheus Iso Loader by Liquidzigong · Wololo.net
liquidzigong氏は先日引退騒動がありましたが、何かと理由をつけてはツールを公開しています。
今回もISO Loaderを作っていたらリークされてしまったので仕方なく公開したようです。
本当は引退するつもりがないのではないかというのが率直な感想です。
1. こちらより Prometheus Iso Loader をダウンロード、解凍します。
MEGAUPLOAD - PrometheusIsoLoader.zip2. 解凍してできた Prometheus_Iso_loader フォルダを ms0(ef0):/PSP/GAME/ へコピーします。
※Game Categories Light を併用すると XMB で破損データ表示になることがあります。そのときは Prometheus_Iso_loader というフォルダ名を短くしてみてください(例:PLoaderなど)。
3. 起動したいゲームの ISOファイル を ms0(ef0):/ISO/ に配置します。
※現状 6.20 TN-A では ISO を吸い出す方法がありません。もちろん PSP go では今後も吸出しができるようになることはありません。CFW や LCFW を導入している PSP で吸い出してからコピーする必要があります。
1. XMB より Prometheus ISO Loader を起動します。

2. 十字キー上下で起動したいゲームのISOを選び、○ボタンで起動します。

一応FW6.36要求の MHP3rd を起動することが出来ました。
追記その他の機能の追記です。
Prometheus ISO Loader の機能 |
Prometheus ISO Loader には以下のような機能があります。
SELECTボタン | Driver の切り替え(sony np9660, M33 Driver) |
STARTボタン | ISO を読み込む場所の切り替え(ms0, host0) |
□ボタン | ISOリストの再読み込み |
×ボタン | 終了 |
Driver の切り替えについて
Prometheus ISO Loader では標準で SONY NP9660 を Driver として読み込んでいます。
CFW でおなじみの M33 Driver を使用する場合、以下の手順を実行します。
※この手順は必須ではありません。特定の環境で M33 Driver が必要になったときに利用してください。
1. New PSARDumper をダウンロード、解凍します。
[RELEASE] New psardumper with support for PSPgo update - Page 10 - LAN.ST2. 解凍してできた new_psardumper フォルダを ms0(ef0):/PSP/GAME/ へコピーします。
3. FW5.00のアップデータ(EBOOT.PBP)を用意し、ms0:/へ コピーします。
4. XMB より New PSARDumper を起動し、□ボタンを押して抽出を開始します。
5. 終了したら ms0:/ に f0フォルダ が作成されていることを確認します。
6. /f0/kd/にある isofs.prx を isofs_500.prx にリネームし、 ms0(ef0):/PSP/GAME/Prometheus_Iso_loader/ へコピーします。
XMB より Prometheus ISO Loader を起動し、SELECTボタンを押すと画面右下の Current ISO MODE が NP9600 から M33 Driver に切り替わります。次回起動時からは M33 Driver が適用されます。

パソコンに保存した ISO を読み込む方法 (USBHostFS) について
USBHostFS を使用しパソコンに保存した ISO を起動することが出来ます。
USBケーブル 経由でロードするため常時パソコンと繋いでいなければいけませんが便利です。
1. こちらより USBHostFS v1.8 をダウンロード、解凍します。
PSP Downloads | USBHostFS v1.8 (Windows)ちなみにこちらから Mac や Linux 用の USBHostFS がダウンロードできますが、この記事では扱い方は紹介しません。
PSP Downloads from PSP-Hacks.com2. 解凍してできた usbhostfs_PC_Win_1.8フォルダ を好きな場所に配置します(ドライブ直下が一番好ましいです)。
3. /usbhostfs_PC_Win_1.8/ に ISOフォルダを作成します。
4. /usbhostfs_PC_Win_1.8/ISO/ に起動したい ISOファイル をコピーします。
(例 : C:/usbhostfs_PC_Win_1.8/ISO/xxx.iso)
5. /usbhostfs_PC_Win_1.8/ にある usbhostfs.exe を起動します。
6. XMB より Prometheus Iso Loader を起動します。
7. STARTボタンを押し、host0 を有効化します。
ここで 32bit Windows を使用している場合、PSP Type B Driver のインストールを促されます。
32bit Windows は所持しておりませんのでよろしければこちらを参考にしてください。
カスタムなPSPblog » PSP Type B ドライバ インストール方法64bit Windows を使用している場合、PCにもPSPにも反応がないはずです。
JJS氏リリースの libusb > WinUSB bridge (PSP Type C Driver) をインストールする必要があります。
7-1. libusb_WinUSB_bridge_v0.2.zip をダウンロード、解凍します。
JJS.at : Software Projects : libusb > WinUSB bridge 7-2. 解凍してできた /lwbridge/bin/ にある libusb0.dll を cygusb0.dll にリネームします。
7-3. 先ほどの /usbhostfs_PC_Win_1.8/へ上書きコピーします。
次に PSP 側の実行ファイル (ここでは EBOOT.PBP) を書き換えます。
7-4. Stirling をこちらよりダウンロードし、インストールします。
Stirlingのダウンロード : Vector ソフトを探す!7-5. Stirling を起動し、ms0:/PSP/GAME/Prometheus_Iso_loader/ にある EBOOT.PBP を開きます。
7-6. メニューバーから "検索・移動" の "置換" をクリックします。
7-7. 検索データに "C9 01"、置換データに "CA 01" を入力、データ種別は両方 "16進データ" にして "一括置き換え" をクリックします。

7-8. "4個置換しました" と表示されたら OK を押し、Stirling を終了します。

8. host0 を有効化すると、/usbhostfs_PC_Win_1.8/ISO/ にあるISOが表示るのでそれを起動してください。
ただし、ゲームを遊んでいる間は USBケーブル を抜かないようにしてください。フリーズするなどの危険があります。
Prometheus ISO Loader 用の PIC1 と ICON0
ot_inc氏より Prometheus ISO Loader 用の PIC1 と ICON0 が公開されています。
Prometheus ISO Loader の味気ないアイコンに飽きた方は使用してみるといいかもしれません。
Prometheus ISO Loader用背景とアイコンなんて作ってみた。 | Re*Index Kishimen.適用するとこのような感じになります。

使用するには EBOOT.PBP を編集する必要があります。
リンク先にもあるように PBP setting というソフトを使用します。使用方法は各自検索でお願いします。